【キャブコン】レンタルして分かった乗り心地と居住空間のバランスとは

普段使いでハイエースに乗っている私が初めてキャブコンをレンタルしてみたので、その感想を率直にお答えしていきます。

こちらがお世話になったレンタカーショップです。

名古屋のキャンピングカーレンタルはアクアレンタカー (cs-aqua.jp)

キャブコンとは?

まずキャブコンとは、簡単に言うとトラックに家を架装したキャンピングカーです。
ハイエースなどのワンボックスカーの後部座席を取っ払って架装したものもあります。
よく見かけるキャブコンの特徴は、運転席の上に居室空間がある、リーゼント型でしょうか。

ハイエースをベースにしたバンコンと言われるキャンピングカーとの違いは、ずばり、居室空間と乗り心地です。

キャブコン:居室空間◎、乗り心地×
バンコン:乗り心地△、居室空間△

といった印象でしょうか、バンコンに対して少々辛口かもしれません。
乗用車と比べて揺れますし、キャブコンと比べると全然狭いですからね。

居室空間

これはキャブコンの圧勝ですね。
今回レンタルしたキャンピングカーは、VANTECHのコルドバンクスというカムロードベースのキャブコンで、エントランス(居室に入る扉)が車両側面の真ん中にあり、後部が常設2段ベッドのタイプです。

ハイエース(バンコン)との主な違いは以下

  1. 車内で立てる(背伸びもできる)
  2. ダイネットが常設でテーブルが広い(座ってくつろげる)
  3. ベッドが常設ですぐに横になれる

装備面

  1. シンクで水が出る(これは意外と感動しました)
  2. マルチルームがありトイレが使えた(外に行かなくてよいが、音は少し気になるかも)
  3. 横開きの冷蔵庫(うちのハイエースは縦開きで、横開きのほうが利便性は高いですね)

自身のハイエース(リンエイバカンチェスプラムL)は冷蔵庫、電子レンジ、MAXXFANがあり、それなりに装備は充実していますが、上記5点の魅力は大きいですね。

ただ、今回レンタルした車両には電子レンジがなく、ここに来て我がハイエースにアドバンテージがありました。
レンチンできると色々料理が楽になりそうでしたが、無くてもカセットコンロがあったので温めもできました。

乗り心地

これは、ちょっと、アレでした。
このキャブコン、思った以上に過酷でした。

ちょっとした段差でも揺れますし、交差点で曲がるときも、かなりゆっくり進んでも揺れるんです。
縦揺れというよりも、横揺れが気になった気がしますね。

やはりバンコンと比べて高さがあるため、乗り心地は悪かったです。(ハイエースが2mちょいに対して、キャブコンは3m)
家族が後部座席に乗っていましたが、ちょっとしたアトラクションだったそうです。(笑)

ハイエースも縦揺れがあり、最初はよく揺れるなぁと思っていたのですが、むしろハイエース快適!って思った瞬間でした。

率直な感想

キャブコンほしい!って思いはだいぶトーンダウンしてしまいました。
ずばり乗り心地の悪さですねぇ。
ただ、今の車の居室空間とを比べると、やはりいつかはキャブコンで快適なキャンピングカーライフを送りたいな、という思いも残っています。

ここで少し興味がわいてきたのが、ハイエースベースのキャブコン、あったよなぁ~、です。

Serengeti セレンゲティ | funluce

とくにハイエースのワイドモデルをベースとしたファンルーチェさんのセレンゲティですね。
まだ試乗はしていないのですが、ハイエースって、カムロードベースと違い、床が20㎝くらい低くできるみたいなんですね。
実際にイベントで見に行った時に気づきましたが、カムロードベースのキャブコンはエントランス部分の階段が2段あるのに対して、ハイエースはエントランス部分の階段が1段しかありません。
これ、期待、高そうじゃないですか。
いずれは試乗なり、レンタルなりして乗り心地を体験してみたいと思っています。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
個人の感想を読んでどう感じていただけたでしょうか、キャンピングカーを検討している際の参考になれば幸いです。
とりあえず、買う前にレンタルはありだと実感しました。

実際にファミリーキャンプに行ってきたのですが、これはすごく楽しい思い出になっています。

ちなみに今回お借りしたコルドバンクスはペットもOKですので、わんこを飼われている方にも嬉しい仕様です。

実際にレンタルした時の動画(コルドバンクスでファミリーキャンプ)をあげていますのでご視聴いただければと思います。

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